福岡市タクシー協会は１０月１日から、ＪＲ博多駅と福岡空港のタクシー乗り場に「タクシーコンシェルジュ」を配置する。外国語を話せる女性が交代で、観光客らに行き先案内や観光案内を行う。
協会によると、こうした取り組みは全国的にも珍しいという。 　増加傾向にあるアジアからの観光客や、来春の九州新幹線全線開通を見据え、同協会が企画。事業費は約１８００万円で、行政からの補助はないという。コンシェルジュは同協会が委託した航空専門学校の学生や同校の韓国人研修生ら７８人が請け負う。英語、韓国、中国語のほか、手話にも対応するという。
（2010年9月28日  読売新聞：外国人観光客に案内役　福岡市タクシー協会が駅や空港に）

こうした地域観光産業を活性化させる取り組みを行政の支援なしに行うというのは評価できますね。アジア観光客の誘致、九州新幹線がらみの観光客増加などを追い風にこうしたサービスがますます増えていくといいですね。
ちなみに、観光用の言葉については「観光英語検定」などの資格もあるそうです。